◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス プロアマ戦(19日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)
21歳のルーキー・都玲華(大東建託)はプロアマ戦に出場後に取材に応じ、初優勝を目標に掲げた。
最高気温32度の酷暑で、ラウンドを終えた都は「昨日、夜ごはん3回も食べた」と衝撃の告白をした。
18日は会場で練習を終えて帰宅後、午後4時に焼き鳥とラーメンを完食。その後、同6時頃には千葉市内のホテルで行われた前夜祭の控室で「スープ2杯と鶏をいっぱい食べて、サラダやフルーツ、デザートのマカロンを食べた」といい、7時頃には前夜祭会場でカレーやすしを“爆食い”した。夏バテ知らずの食欲に「アドレナリンが出て、食べちゃいましたね。朝起きたらおなかがパンパンだった。でも、いっぱい動いているし、食べられているのは良いこと」と笑った。
暑さ対策として、水風呂に入る選手もいるが「水風呂は心臓がギ~ンとなるから、そんな勇気はない」と都。自身は「ふくらはぎを冷やすシートを張ったりしている。寝る時はエアコンは体がだるくならないように28度くらいに(設定)して、窓を開けて網戸にしている」とのこだわりを明かした。
前週は宮里藍サントリーレディスの主催者推薦選考会に出場。69で本戦出場権を逃したが「スコア以上に内容は良かった」と手応えも語った。今週はベテランキャディーの串田雅実氏と初タッグを組む。「頼りになるし、最高です。
今大会後には、シード選手以外のツアー出場優先順位が見直される「リランキング」が控える。都は暫定16位につけ、後半戦の出場権を確実にしている。「第1目標はクリアできそうなので、次はシードを取りたいし、優勝したい。上位争いの回数を増やしたい」と野望を口にした。