フリーアナウンサーの徳光和夫さんが21日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演し、ドジャース・大谷翔平投手の二刀流が復活した16日(日本時間17日)の本拠地・パドレス戦でのロバーツ監督の起用法に疑問を投げかけた。
大谷は16日のパドレス戦で「1番・投手」で2度目の右肘手術を経てエンゼルス時代の23年8月23日、本拠地・レッズ戦以来663日ぶりにマウンドに立つと、最速100・2マイル(約161・3キロ)をマークするなど1回28球で2安打1失点で降板した。
2回以降は「DH」でフル出場し同点打を放って自らの黒星を消すなど、4打数2安打2打点でチームの逆転勝ちに貢献した。
徳光さんは二刀流復活に「すごいとは、思ったんでございますが」とした上で1回で降板したことに「実感としましては、お叱り受けることを覚悟で言うんですけども『すごい』という解説者の言葉になんか同調できないな、という感じがありました」と明かした。
その理由を「大谷人気にあやかってロバーツ監督が演出いたしました、それこそショータイムのように思えてね。今後もこういうような使い方だったら、僕、あまり見たくないないな、という感じもあります。やっぱり5イニングぐらい投げてもらいたいね。つまり二刀流の一番の醍醐味(だいごみ)っていいますのは、投げて勝利投手、打って勝利打点…投打のヒーローっていうのが、これがアニメ、劇画らしくていいんじゃないか。大谷はそれを実現してくれそうな人だなと思っただけにです」と説いていた。