柔道の東京五輪100キロ級金メダリストのウルフ・アロンさんが22日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)にご意見番で出演し、後輩に強烈なダメ出しをした。

 ウルフさんは20日までブダペストで行われた柔道世界選手権の結果を総括。

自身と同じ階級で銀メダルだった新井道大については「成長を感じられた。新井はまだ荒いところがあるので」とコメントすると、名前にかけたギャグかと沸く共演者を制し、「ふざけてるわけじゃなくて」と話すと続けて「まだまだ伸びるんじゃないかな」と評した。

 一方で、東海大の後輩にあたる100キロ超級の太田彪雅の3回戦敗退には、間髪入れずに「喝です」とピシャリ。「不用意な場面が目立つ。同じ負けを繰り返すのは僕としては成長していない証拠だと感じる」と厳しい言葉を並べた。

 同局の駒田健吾アナウンサーから、フリップに使われた太田の顔つきが良くないと指摘していたことをバラされると「だって、喝の顔でしょ、これ」とダメ出し。「柔道って一瞬、一瞬の競技なので、顔に出るんですよ。負けそうな顔している人は負けてしまいますし。(太田は)不安そうな顔ですね。喝フェース」と厳しかった。

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