女優の今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜・前8時)は23日に、第61話が放送された。(以下、ネタバレがあります。

ご注意ください)

 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回復しない次郎(中島歩)の見舞いに、海軍病院に通っていた。努めて明るく振る舞うのぶだったが、次郎に、教師を辞めたことを打明けた。次郎は「やっぱりそうか。そんな気がしよったがよ」とうなずいた。

 すると次郎は、日記のノートに速記で何かを書き始める。それを見たのぶは「何ですか?その記号のようなもの…。字でもないし、絵でもない」とハテナ。次郎は「今度教えちゃるき」と言って、病室を出て行ってしまった。

 次のシーン。次郎の母・節子(神野三鈴)がのぶの家を訪れる。節子は「それは、速記や」と明かし、次郎が使った速記の本を今度持ってくると伝えた。

 ネットは「速記の内容が気になります」「速記かぁ。解読すると泣かせるメッセージが…?」と何が書いてあったのか、興味津々。「あの速記は次郎さんの遺書だろうなぁ。おそらく解読をしたのぶにしか読んで欲しくない事が書いてある」「速記の中身だけど『のぶを嵩に託す』みたいな感じ?でも戦死してるかも分からない人に託すはずもないか」「もし、もしもよ、あの速記を解読したら『嵩くんを旦那にしなさい』なんて」と想像した。

 また「『次郎が使いよった速記の本があるき、今度持ってくるきね』ああ、なんとなくわかっちゃった気がする。次郎さんは速記文字でのぶへの遺言を書いてた。すぐにはわからないように。そして速記の本でそれが初めて解読されるっていう流れな気がするよ」といった感想も寄せられた。

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