演歌歌手の松前ひろ子が24日、都内で「松前ひろ子 新曲発表会」を行った。
この日は新曲「矢越岬」、「命みちづれ」を歌唱。
今年でデビュー55周年だが、交通事故で8年間歌えない期間もあった。「苦しいことが多かったけど、家出してきた私がいつか親孝行したい。いとこが北島三郎で『サブちゃんお帰り』という横断幕や看板が出る。それを見て両親は寂しかったと思う」と歌手活動を継続した。
新曲のプロモーションも「北島三郎さんが喜ぶ顔をみたいので頑張ります」といとこでデビュー前から支えてくれる北島への感謝の思いも強い。「(北島は)電話をくれて、大丈夫か?大丈夫か?と心配してくれている。ひろ子がんばれよ、がんばれよと言ってくれた」と明かした。
この日はサプライズで知内町の観光大使に就任することが発表され「観光大使は北島三郎さんにお前はなれないと言われていた。何もないと思っていた。まさかです」と目に涙を浮かべた。「思いがけないふるさと観光大使をいただきました。
籍を置くミイガンプロダクションには、現在、娘婿の三山ひろし、2年目の小山雄大が所属。来年1月には「私の夢でした」とも話す念願の女性歌手がデビューする予定とも発表した。若手を育てながら、自身も「もう少し歌わせていただきたいと思います」と意気込んだ。