◆クラブW杯 1次リーグ第3節▽D組 チェルシー3―0ESチュニス(24日、リンカーン・フィナンシャル・フィールド)
チェルシー(イングランド)はESチュニス(チュニジア)に3―0で快勝し、D組を2位で突破することが決まった。決勝トーナメント(T)ではC組1位のベンフィカと8強を争う。
試合の序盤こそ好機を生かせない場面が続いたが、前半終了間際からプレミアリーグの強豪が勢いに乗った。前半アディショナルタイム(AT)3分にフリーキックからDFトシン・アダラビオヨが頭で合わせてゴール右へ沈める。
さらに同AT5分には味方からの浮き球パスをペナルティーエリア手前でもらったFWリアム・デラップが相手をかわし、右足でシュート。現役時代はロングスローが武器で、“人間発射台”とも呼ばれた元アイルランド代表MFロリー・デラップ氏を父に持つ22歳が放ったシュートに相手GKは一歩も動けず、ネットの中に追加点となるゴールが吸い込まれた。
試合終了間際にはMFタイリクエ・ジョージが右足で放ったシュートを相手GKがはじき、決定的な3点目を獲得。試合を通じてもボール支配率も7割以上と圧倒した。