◆明治安田J1リーグ▽第15節 横浜FM―FC東京(25日・日産スタジアム)
最下位の横浜FMがFC東京に0―3で完敗を喫した。
パトリック・キスノーボ前監督の退任を受けて、大島秀夫監督がヘッドコーチから昇格し、正式に就任してからの初陣は、勝ち点6差の17位FC東京との残留争いに向けて負けられない一戦となった。
立ち上がりは、FC東京の猛攻を受ける。FW長倉、FW野沢にシュートを打たれ、セットプレーの流れからFW佐藤にも決定機を与えたが、GK飯倉を中心にゴールを防ぐ。前半10分にもFW長倉にフリーでヘディングシュートを浴びるもGK飯倉が好セーブした。
横浜FMの最初のシュートは前半23分。自陣からボールをつないで、ゴール前まで運び、FWヤンマテウスが左足で狙うも、惜しくもバーを越えた。前半29分には左サイドバック渡辺のアーリークロスをFWアンデルソンロペスがヘディングシュートでゴールを狙い、直後にはエウベルがシュート。ブラジル人トリオがゴールに迫るも、ゴールを奪えなかった。
前半36分にFC東京は、左サイドの長倉のクロスをMF高がゴール正面でフリーで合わせるも決定機を生かせず。両チーム無得点で前半を0―0で折り返した。
後半最初のチャンスを作ったのは横浜FM。ヤンマテウスのクロスをアンデルソンロペスが頭で合わせるも枠から外れた。
チャンスを生かせずにいると、後半6分、FC東京のFW野沢にゴール前の混戦からシュートを押し込まれて先制を許し、同23分にFW佐藤、同40分にFW長倉にもゴールを許して3失点で完敗。