女優の今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜・前8時)は26日に、第64話が放送された。(以下、ネタバレがあります。

ご注意ください)

 のぶ(今田)が住む家に、母・羽多子(江口のりこ)がやってくる。次郎(中島歩)の母・節子(神野三鈴)と羽多子は、歩きながらのぶについて話した。

 節子は「カメラも速記も、次郎の趣味をあんなに熱心に引き継いでくれるなんて、私もうれしいがです」とニッコリ。「でも、のぶさんはまだ若いき。若松の家には縛られてほしくないがです」「実は、大阪の長男の家に主人と行くことにしたがです」と伝え、長男家族には孫が5人いるとうれしそうに話した。

 節子は再び真剣な表情で「のぶさんには気兼ねのう、幸せになってほしいがです。羽多子さんからも、そう伝えてください」と深々と頭を下げた。

 この様子を見たネットは「節子さん、次郎を失った悲しみは癒えることないだろうにのぶの今後のことも思いやってくれる、いいお義母さんだ」「節子さん、次郎の死後ものぶに速記の本をあげたりして、最後はのぶに再婚の可能性を与えるために去って行く。素敵なお義母さんだなぁ」「ほんと神義母さんだな、、、」「節子さんただただいい人だった」「いい人すぎる」「節子さん行動力もあって周りに気を配れるコミュ力もある。凄いしかない」「出番は少なかったけれど、本人も好奇心旺盛な明るい性格で、同じく好奇心旺盛な次男坊とその伴侶を可愛がっている雰囲気が良く出ていたな~」と、節子の優しいキャラクターにしみじみ。

 また「次郎さんが使ってた速記の本を届けてくれた節子さん、本当にいいお義母さんだなぁ…。大阪へ夫婦で移ると言ってたけど、このまま退場される感じなのだろうか…。

『若松の家に縛られてほしくない』の言葉や、羽多子さんとの母同士のやり取りがしみじみと良かった」「節子、出演終了だね」と、次郎が死去していることもあり、勝手に節子の“退場”を予想するファンも。「彼(次郎)の優しさはきっと母親譲りなんだろうな」「次郎さんは節子さんの優しさを継いだんだね」「節子さん神すぎる姑さん…次郎さんを育てただけある」などの声も寄せられた。

編集部おすすめ