WEリーグの三菱重工浦和は27日、所属5選手が移籍を前提としてチームを離脱したことを発表した。

 今回離脱するのは7月に開幕する東アジアE―1選手権に選出されたDF石川璃音とDF遠藤優に加えて、元なでしこジャパンのMF猶本光、同MF栗島朱里、MF竹内愛未。

石川、遠藤、栗島は海外移籍を前提とした離脱となる。三菱重工浦和は下部組織出身のMF塩越柚歩が同じリーグのライバルである日テレ東京Vへ移籍しており、リーグ屈指の強豪に激震が続いている。

 各選手はクラブを通じて、「たくさん悩みましたが、新しい自分に出会うために、今このタイミングで海外に挑戦することを決断いたしました」(石川)、「大きな選手になってみなさんにいい報告ができるように頑張ってきます」(遠藤)、「世界は広いと聞いたので、まだ見ぬ世界を見に行ってきます」(栗島)、「今までの経験を原動力に次のステージで頑張ってきます」(竹内)などと、それぞれコメントを発表した。なお、猶本は本人の意向により移籍先が決まってからコメントを発表するという。

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