★小倉3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=サントレッダー
直近は3か月の休養明けからダートの7ハロン戦で2戦連続の5着。デビュー戦から短距離を中心に使われてきたが、掲示板に入るのが精いっぱいの状況にある。
今回は初めての1700メートル戦に延長されるが、ブリンカー装着した2走前からレース内容が良化しており、距離延長でひと押しが利きそう。
激走馬に挙がった今回の要因は「上位騎手騎乗」と「期待値高い偶数馬番」の2点。前者の吉村誠之助騎手は先週日曜も2勝を挙げるなど好調を維持する期待の若手だ。
★函館7R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ホウオウガイア
昨年7月の新馬戦で3馬身差Ⅴを飾ったシルバーステート産駒。続く1勝クラスで2着に好走したが、その後の重賞2戦はともに10着に終わっている。
春のクラシックは諦めて早くから夏に向けて充電。しっかり乗り込んできたうえに、430キロ台の小柄な牝馬だけに滞在で臨めるのはかなり大きい。
激走馬にピックアップされた要因は「ペースメーク力が高い」と「上位騎手騎乗」。53キロの軽量を味方に自己条件なら激走しても驚けない。
★福島12R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ジェイエルバース
今年2月のデビュー戦は5着だったマジェスティックウォリアー産駒だが、2戦目は距離短縮で追走に手間取り11着に敗退している。
休養を挟んだ3戦目の前走は果敢にハナを奪って初勝利。ゴール前の激しい競り合いでかわされかけても根性で盛り返してみせたように、まだまだ余力が残っていた。
今回は「能力指数が上位」と「前走頭数から期待大」の2点が激走馬の要因。能力指数の高さから、距離延長でも再びハナを切れるようならしぶとく粘り込む。