J1の神戸は27日、28日の福岡戦(ベススタ)に向けてGK前川黛也がオンライン取材に応じた。

 神戸市内のグラウンドで練習を行ったチームは、現在リーグ戦3連勝中。

勢いそのままに迎える一戦に向けて、前川は「首位との差が縮まってきているので、この試合も連勝がカギになってくる」と意気込んだ。3月1日に行われた第1戦ではオウンゴールで敗れた相手。「前半戦負けた相手には特に勝ちたいという思いは毎試合ある。福岡との試合は1点を取るかどうかで決まる試合が多い。先制点が大事になってくる」とリベンジに燃えた。

 前半戦は勝ち点獲得に苦しんだものの、1試合未消化で首位・鹿島との勝ち点は5差。着実に2009年の鹿島以来、史上2クラブ目のリーグ3連覇へ近づきつつある。今季全試合スタメンでフル出場している前川は「拮抗(きっこう)する試合が増えてきて、どの試合も大変。その中でも言い流れの時も負けが続いて悪い流れの時もうまく全体で修正してコミュニケーションを取って、結果、首位を狙える位置に来ている。本当にこの2年で強いチームになったかなと思っている」と、手応え。「継続しつつ、夏場で負傷者なども出てくると思いますが全員で総力戦としてシーズン戦って、最後優勝できたら」。チーム全体で確かな成長を感じながら、ここからさらにピッチを上げていく。

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