6月28日の福島11R・バーデンバーデンC(3歳上3勝クラス、芝2000メートル=16頭立て)はアンゴラブラック(牝4歳、美浦・尾関知人厩舎、父キズナ)が鼻差の接戦を制して1番人気に応えた。勝ち時計は1分59秒3(良)。
五分のスタートを切ると道中は先行集団の一角で運んだ。最内枠を生かしてラチ沿いをロスなく運び、直線はジリジリと前に迫りゴール直前で鼻だけとらえた。
戸崎圭太騎手は「内枠はいいなと思っていました。イメージ通りのポジションも取れました。勝負どころも少しもたついたところはありましたが、それでもしっかり伸びてくれたのは能力だと思いますし、充実してきていると思います」と手応えを感じていた。