◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第3日(28日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、2打差2位で出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回り、通算9アンダー。トップと1打差の2位で最終日を迎える。

「パッティングの感覚は最後まで良かった。今週はパターでリズムを作れている」と笑顔で振り返った。

 11アンダーの単独首位で迎えた14番で、ティーショットを左にOB。5オン3パットのトリプルボギーを喫したが、引きずることはなかった。「ボギーがずっと来ていなかったので、しょうがないかなっていう感じで。あまりいつもより怒らなかった。しゃあないな、っていう感じだった。このコースは好きなので、まだバーディーを取れるチャンスもあったし、なんとかなるって思えた」

 すぐに気持ちを切り替え、コース攻略を楽しんだ。17番ではティーショットを左隣の16番へ運ぶルートを選択した。風がこの日はアゲンストで、左のバンカーが気になった。右には池がある。「気持ち悪いなって。

左(のホール)に行きたいなと思っていたけど、どこを狙っていいか分からなかった。迷っていたら(佐久間)朱莉ちゃんが先に打ってくれて参考になった」。3メートルのバーディーパットは惜しくも決まらなかったが、ギャラリーを沸かせた。

 最終18番パー5で1メートル半を沈めてバーディーで締めた。パナソニックオープンに続く今季2勝目へ、トップとは1打差。「トリプル(ボギー)はめっちゃもったいななと思うけど、最後にバーディーを取れた。最後の締めは大事なので、明日につながると思う。明日は一番楽しみます」。暑さにも負けず、元気いっぱいだった。

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