巨人で活躍した元木大介さん(53)が28日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。「憧れ」だったという高校名を明かす一幕があった。
今回のテーマは「PL学園強すぎやねん」。関西でぶっちぎりの強さを誇り、甲子園で7回優勝、プロ野球選手を82人輩出した名門の秘密に迫った。
当時のPLの強さに「ビビりまくっていた」1人として出演の元木さん。同じ大阪の上宮高時代、甲子園歴代2位の6本塁打を記録したものの当時のPLの印象について聞かれると「球場で(PLの選手の)ウォーミングアップとかを見てるじゃないですか? 違います。プロです」と正直に回顧。
「シートノックを見た時に『強いわ』と思いました。誰もエラーしないし、きっちり、みんないい音させて捕るんですよ。かっこいいんです、PL学園は」と続けると「僕ら私立でも(雰囲気に)飲まれるのに公立高校なんて、もうお手上げですよ」と苦笑した。
当時のPLは18人しか入部できない“狭き門”だったことが明かされると「PLは全国の少年野球のエリート、トップクラスの18人が行くんです。その漏れた人たちが(他校に)散らばっていくんです」と当時の状況を説明。
「僕も中3の時にPLのスカウトが来て。でも、中2の時に上宮高校(への進学)が決まったんで」と話すと当初、大商大堺への進学が決まっていたもののPL進学に進路変更した立浪和義さんを前に「先輩と違って、僕は筋道を通すので」とチクリ。
それでも「中3の時、PLとか、いろんな高校(のスカウト)が来てくれて、めっちゃうれしかったです。正直、PLに行きたかったです。憧れですから。PLは」と本音を漏らしていた。