28日放送のTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)では、フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主総会が25日に行われ、フジテレビ側が提案した取締役11人全員が株主の信任を得られたことなどを報じた。
コメンテーターで出演の野村修也弁護士は「この結果自体に関しては、やはり我が国の株主総会は基本的に会社提案が通るような仕組みですので、なかなか株主提案が通ることは難しいんですよ」とまず説明。
「特に今回の場合は不祥事があったために改革(案)を示して役員を新たに示してますから、株主にとっては長期的に安定的な成長を果たすんじゃないかっていう期待感があった」と続けると「それに対して、ダルトン(インベストメンツ)側の方は、どちらかと言うと短期的に株価が上がることを指導するような提案になってるんじゃないかってことで、株主の中では長期的な利益を追求する側の方が大勢を占めたってことだと思います」と話した。