24―25年のWEリーグ女王・日テレ東京Vが2日、クラブハウス内で新体制発表会を行った。

 昨季3位の三菱重工浦和からMF塩越柚歩とともに新加入したMF猶本光は「4つのタイトルを目指せるクラブは日本に1チームだけなので、チームの力になれるように、しっかり準備をしたい」と意気込んだ。

 昨季リーグ優勝を争ったライバルからの移籍となったが「ベレーザとは、常に厳しい試合をやりあった対戦相手ですが、そういう力のあるライバルチームに移籍することで、大きなことを言うとWEリーグも盛り上がるというのもあるだろうし、自分自身は2年後のW杯を目指している中で、今このタイミングでベレーザに移籍して、今シーズンはAWCLもありますし、そういう舞台に、この仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)して、自分自身を磨いていきたいと思って移籍を決断しました」と思いを明かした。

 24年1月に左膝前十字靭帯損傷の大けがを負い、今年1月に復帰したため、昨季のリーグ戦の出場は3試合にとどまった。8月24日に行われる第3節は古巣戦となるが「ケガをして復帰したんですけど、復帰してから数試合しかプレー出来ずにいたので、元気にピッチを駆け回っている所をまずは見せられたら。あわよくばゴールで、お礼じゃないですけど、元気でやっていますというのを見てもらえたら」と決意を示した。

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