日本相撲協会は11日、大相撲名古屋場所(13日初日・IGアリーナ)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。新小結・欧勝馬(鳴戸)は初日に新横綱・大の里(二所ノ関)との対戦が決定。
大の里は日体大の2学年後輩にあたる。十両では2度顔を合わせて2敗を喫しているが、幕内では対戦がなかった。6月30日の番付発表時にも意欲を示していた対決が初日に実現。「いつ当たってもいいと思っていたので、思い切ってやるだけ。強いし、前に出てくるので、ちゃんと受け止めてから自分の相撲を取りたい」と言葉に力を込めた。
名古屋場所の宿舎は土俵が2面あり、エアコンも完備。場所前に横綱・豊昇龍、関脇・霧島、若隆景、幕内・若元春も出稽古に訪れるなど充実した環境で稽古を積んできた。「いい感じに調整できた。その稽古を初日からつなげていきたい」と手応え。新三役として臨む場所へ「三役で相撲を取ってみたかったので楽しみ。