★福島2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ミセスリリー

 1月に芝でデビューしたワールドエース産駒。芝では見せ場も作れなかったが、ダートに転向した3走前は中山で0秒3差の3着といきなりめどを立てた。

 直近2戦は掲示板にも入れなかったが、しぶとさを生かすには3走前のように積極策で運ぶのがベスト。その当時の石川裕紀人に乗り替わるのはプラスに働くはずだ。

 激走馬にピックアップされた要因は「ペースメーク力が高い」と「距離変化で好転」。さらに鞍上がバイタルジョッキーに選ばれている点も見逃せない。

★函館6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=キロノヴァ

 デビューから2戦は芝のマイル戦で2連敗。3戦目からダートに転向したが、2戦続けて2ケタ着順に敗れ、再び適条件を求めて芝に戻してきた。

 その前走は福島の2600メートル戦。いつも通りの後方から進めたが、最後の直線で外に出してからは目の覚めるような末脚を発揮。鼻差の2着に食い込んだ。

 芝の長丁場という適条件が見つかったうえに、今回は「末脚性能が上位」と「前走より枠順が好転」の2点が激走馬に挙がった要因で、未勝利脱出は目前か。

★小倉10R・八女特別(3歳上2勝クラス)の馬トク激走馬=ワイノナオミ

 今年2月に今回と同じ舞台で1勝クラスを突破したドレフォン産駒。現クラスでは4戦で掲示板に載ったのは一度もなしと頭打ちの状態に陥っている。

 ただ最近はゲートの出遅れで好位置を確保できず流れに乗れていないだけ。1勝クラス突破と同様に五分のスタートを切れるようなら変わっても驚けない。 

 前走(8着)と同じ舞台だが、激走馬に挙がった要因としては「末脚性能が上位」と「上位騎手騎乗」の2点。仕上指数は上向きで上昇気配が漂う。

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