プロ野球のヤクルト・巨人戦が15日に草薙球場で開催されるのに合わせて、沿線を走る静岡鉄道ではヤクルトの球団マスコットにちなんだ「つば九郎トレイン」を運行している。

 全7色の塗装を施した車体のうち、球団のイメージカラー・黄緑色の車両で、様々なポーズのつば九郎が車内広告になっている。

ヘッドマークは、試合当日に限定配布されるユニホームのワッペンのデザインを採用。つば九郎のバックに富士山、うなぎ、お茶と県名物を入れ込んだ絵柄になっている。同社担当者は「利用促進につながればと思います」と話した。

 つば九郎は2月に担当者が死去したが人気は根強い。6月14日から試合当日まで1か月に及ぶ“車両ジャック”の企画はSNSで話題になり、わざわざ撮影に訪れるファンも見かけられている。なお、試合のチケットは完売している。

編集部おすすめ