7月13日の小倉4R・ソレイユジャンプS(芝3390メートル=7頭立て)はネビーイーム(牡7歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ)が5馬身差の圧勝。中山グランドJ・JG1で2着の力を示し、1年1か月ぶりの白星をマークした。

勝ち時計は3分47秒8(良)。

 「もう1周できそうなくらい体力が余っていた」と小牧加矢太騎手が振り返ったほどの無尽蔵のスタミナの持ち主。「小回りだし距離の短い小倉は合わないと思っていたけど、力で勝ってくれた。相手に恵まれたとも思わない」と佐々木調教師は充実ぶりに目を細めた。

 今後は阪神ジャンプS(9月20日、阪神)をステップに中山大障害(12月27日、中山)でJG1初制覇を目指す予定。「小倉は機動力が大事なので重点的にやってきた。弱点はそこ(機動力)だけなので、大一番で生かせたら。ずっと本格化と言っていますが、7歳でも成長している。底知れないところがありますね」と小牧も年末のビッグタイトル獲得に期待を込めていた。

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