福島11R・安達太良ステークス・馬トク激走馬=カルロヴェローチェ

 NHKマイルCで5着に入った実績は、このメンバーでキラリと光る。ここ5戦は2ケタ着順が続いているが、去勢後の2戦は、前付けして、着実に粘りが増してきており、復活の兆しは感じさせる。

 ハイレベルの前走の京王杯スプリングC(10着)後にMデムーロ騎手は「ひと息で走っている感じだが、流れに乗っていいところにはつけられた」とコメント。再度の距離短縮はプラスに出るとみる。

 6月25日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、坂路で時計4本。1週前には49秒9の爆裂時計をたたき出すなど、走る態勢は整っている。2番枠からスムーズに運べば、久々の争覇圏に加わっても不思議はない。

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