7月12日の函館メイン・五稜郭S(3歳上3勝クラス、芝1800メートル=14頭立て)は、4番人気のパレハ(牝4歳、栗東・新谷功一厩舎、父サトノクラウン)が勝利した。勝ち時計は1分46秒3(良)。
道中は中団のインを追走。手応えよく迎えた直線で、エラトー(2着)とラーンザロープス(7着)の間を割って抜け出した。後続の猛追を頭差で退け、2連勝でオープン入りを決めた。
今回が7戦目のコンビだった鮫島克駿騎手は「滞在で具合は良かったです。差す形が板についてきて、小回り1800メートルのような器用さを求められるコースで、より力を発揮できるようになりましたね」とうなずいた。新谷調教師は「競馬センスはもともとありましたし、滞在もコンディションを整えるために良かったと思います。ベストは1800メートルですね」と振り返った。今後は状態を見ながらクイーンS・G3(8月3日、札幌競馬場・芝1800メートル)を目標に調整される。