石川真佑主将　チーム最多２２得点で世界ランク３位撃破に貢献…日本は千葉大会３連勝でパリ五輪の雪辱
日本は千葉大会３連勝を飾った 画像（1枚）

◆バレーボール　▽ネーションズリーグ（ＮＬ）女子千葉大会　日本３―１ポーランド（１２日、千葉ポートアリーナ）

　　１次リーグが行われ、５大会連続の決勝大会（２３～２７日、ポーランド・ウッチ）進出を確定させている世界ランク５位の日本は同３位のポーランドを３―１で破り、千葉大会で３連勝。６月のＮＬ開幕から通算９勝目（２敗）で３位をキープした。

　強豪相手に序盤から一進一退の攻防だったが、チームの柱、石川真佑主将（ノヴァーラ）がチーム最多の２２得点を挙げるなどチームをけん引。昨夏のパリ五輪１次リーグ初戦で対戦し、１―３で敗れた強豪を撃破して五輪の雪辱を果たした。

　石川は「苦しい試合だったが、今日、勝つことができてすごくうれしいです。オリンピックで負けて、すごく悔しかったんですが、そこは引きずらずに今日は今日で気持ちを切り替えて、スタートからしっかり勝つことができました。相手にリードされる展開が多かったのですが、そこを引きずらず我慢しながら全員が攻める気持ちを忘れずにできたと思います。明日（ブラジル戦）も苦しい試合になると思いますが、日本ラウンド最終戦でみなさまに勝ちを届けたいと思います」と気を引き締めた。

　◆ネーションズリーグ　男子は１９９０年からのワールドリーグ、女子は９３年からのワールドグランプリに代わる大会として２０１８年に新設した国際大会。男女各１８チームが参加し、２組に分かれて３週で１次Ｌ計１２試合を行う。勝ち点は３―０、３―１で３点、３―２で２点、２―３で１点、１―３、０―３で０点。合計で上位７チームと決勝大会の開催国が８強入り。同大会は女子が２３日～２７日にポーランド・ウッチ、男子は３０日～８月３日に中国・寧波で開催。昨年大会で日本は男女ともに銀メダルを獲得している

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