7月13日の福島5R・2歳新馬(芝1800メートル=15頭立て)は、荻野極騎手が騎乗した1番人気のルージュボヤージュ(牝、美浦・国枝栄厩舎、父コントレイル)が勝利。20年に無敗の3冠を達成したコントレイルの産駒が、10頭目の出走で初勝利を挙げた。

勝ちタイムは1分53秒6(良)。

 五分のスタートを決めるとダッシュ良く2番手を確保。4角では抜群の手応えで先頭に躍り出ると、そのまま2着馬を4馬身差引き離した。荻野極騎手は「調教からポテンシャルを感じていました。スタートも上手でしたし、道中も力むことなく上手に走っていました。優等生ですね」と評価した。

 当初の予定を2週早めてのデビュー戦でしっかりと結果を出し、国枝調教師は「センスがいいよね。最終追い切りの動きが良かったし、レースぶりもその通りだった。俺がやっても結果が出るんだから」と破顔一笑。コントレイル産駒の特徴については「性格がいいですよ。問題なく進められます」と評価した。今後には阪神ジュベナイルF・G1(12月14日、阪神競馬場・芝1600メートル)を目標に進められる予定。

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