東幕下16枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)は西同15枚目・福崎(藤島)にはたき込まれ、黒星発進となった。新会場のIGアリーナでの一番は「初めてでしたけど、いい緊張感でいつも通り土俵に上がれた」という。

立ち合いで強く当たって前に出たが「途中までいい流れだったと思うけど、足が出なかった。ちょっと焦りすぎた」と悔やんだ。 

脊髄損傷による7場所連続休場から昨年の名古屋場所で復帰した。そこから1年。「1年前と比べれば別人のように良くなっている。心も体も強くなった」と復調を実感する一方で、「終わってみれば、1年は早いなって。それだけ早く時は過ぎてしまうということ。1日の重みは今まで以上に感じているし、それが硬さになったりする時もあるかもしれないけど、乗り越えないといけないので頑張っていきたい」と決意を新たにした。

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