7月13日の函館9R・北海ハンデキャップ(3歳上2勝クラス、芝1800メートル=11頭立て、ブラックヴァールは競走除外)は、単勝1・8倍の圧倒的支持を受けたミッキージュエリー(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎、父エピファネイア)が勝利した。勝ち時計は1分45秒6(良)のコースレコード。
スタートを決めて楽々とハナを奪うと、マイペースの逃げに持ち込んだ。丹内祐次騎手とぴったりと折り合ってスムーズなコーナリングで4角を回ると、直線に入っても脚いろはまったく鈍らず。他馬を寄せ付けない独走劇で、3馬身半差をつけて快勝した。この日2勝目を挙げた鞍上は「二の脚も速くて楽にハナに行けました。コーナーに入っても我慢が利いていました。強かったです」と笑顔を見せた。
デビュー2戦目で逃げに転じてから3連勝。母に重賞2勝を挙げ2018年の秋華賞で2着に入ったミッキーチャームを持つ良血がいよいよ本格化してきた。