◆大相撲名古屋場所初日(13日、愛知・IGアリーナ)

 新入幕同士の東前頭14枚目・草野(伊勢ケ浜)と、西前頭14枚目・若碇改め藤ノ川(伊勢ノ海)の一番は、突き落としで草野が勝った。草野は、藤ノ川の回転の速い突き押しに土俵際に詰まったが、右からの突き落としで辛うじて勝利。

「攻め込まれたけど、落ち着いて、勝つことができた」とまげを結ったばかりの草野は笑顔を見せた。

 昨年夏場所、幕下最下位格付け出しで初土俵。十両で2度優勝するなどで、1年余りで幕内に上がってきた。IGアリーナについては「広くて違和感がある」と苦笑しながら「明日からはしっかり前に出たい」と、この日の一番を反省していた。

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