◆大相撲 ▽名古屋場所2日目(14日、IGアリーナ)

 東序二段74枚目・錦丸(朝日山)が、西序二段74枚目・福生龍(湊)に押し出された。

 2月の健康診断の採血で血管が見つからず約45分を要した錦丸。

健康診断では体重が自己最多の220キロを更新。太りすぎを師匠の朝日山親方(元関脇・琴錦)からも指摘され、3月頃から減量を決意していた。

 これまでは発熱などによる休場で、七番相撲からの途中出場が多く、24年秋場所以来の一番相撲からの出場となった。「稽古はできていないが、また蜂窩(ほうか)織炎で休場なったらいけない。一番だけではなく初日から相撲が取れて良かった。今場所は勝ち負けではなく、7番、相撲を取り切ることが目標」と語った。

 現在の体重は「あまり変わっていないと思う。200キロを計れる体重計がない。今年の夏には100キロ台になりたい。170キロ台の時はそこまで足に負担もなく、階段上り下りも苦しくなかったので」と語った。夏は汗で体重が落ちやすい一方で、「汗をかいて、そこから菌が入って、また蜂窩織炎になる可能性もある。気をつけていきたい」と細心の注意を払って減量に挑む。

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