日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬が上場された。

 上場番号31番の「ブルックデイルの2024」(牡、父キタサンブラック)は1億2000万円で落札された。購買者は犬塚悠治郎氏氏。

 犬塚悠治郎氏「買えてめっちゃハッピー。今回のセリで一番欲しくて、何が何でも買いたかった。今、トレンドのキタサン産駒で、日本ダービーをクロワデュノールが勝っっているし、何とかクラシックをという思いで取りました。胴や脚が長くて素晴らしいですし、ダービーを目指したい。(今年のセリは)メチャクチャ高いですけど、そんななかで意地を見せて、心を折ることなく競りました。父と同じ清水久詞厩舎に入って、吉村誠之助騎手を予定しています。再来年のダービーを楽しみにしています」

 清水久詞調教師「下見でバランスが良くて、雰囲気もあった。(キタサンブラックは)いい種馬になりましたね。億まで行くのは分かっていたけど、この値段なら。母系もしっかりしているし、キタサンブラック産駒でやりがいもある」

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