日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬が上場された。

 上場番号98番の「リリーズキャンドルの2024」(牡、父キズナ)は2億3000万円で落札された。母は芝マイルの仏G1マルセルブサック賞を勝っている。キズナ産駒はこの日、3頭目の億超えホースとなり、2億円を超えたのは初めてだった。購買者は米原恭淳氏。

  米原恭淳氏「ホッとしている。斎藤(誠)先生にずっと見ていただいて、この子と思っていた。成長の余力が十分にあって期待したいですし、芝の重賞で活躍してもらいたい。(セレクトセール)は初めての参加で楽しかった。中長距離を走れる馬をチョイスしたいということでピックアップしてもらった7、8頭のなかでは1番だと思っていました」

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