日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬が上場された。
上場番号106番の「イーデンキーの2024」(牝、父キタサンブラック)は7000万円で落札された。伯父に英G1のジュライC、ミドルパークSを制したテンソヴリンズがいる。購買者は住谷孝一氏。
これでこの日のキタサンブラック産駒の上場馬は終了。それまで10頭はすべて1億円を超えていたが、全11頭の「億超え」とはならなかった。しかし、ダービー馬クロワデュノールを送り出した今年は初日から存在感が際立ち、上場番号45番の「モシーンの2024」(牡)をネブラスカレーシングが4億2000万円で、上場番号86番の「ノームコアの2024」(牡)を金子真人HDが4億1000万円で落札している。
2日目の当歳セッションにキタサンブラック産駒は13頭が上場を予定している。