◆大相撲 ▽名古屋場所2日目(14日、IGアリーナ)

 西三段目73枚目・錦乃竜改め白蛇(朝日山)が、東同74枚目・今村(二所ノ関)をはたき込んで白星発進した。

 21歳の白蛇は直近6場所のうち、5場所が3勝4敗の負け越し。

先場所中に師匠の朝日山親方(元関脇・琴錦)から改名を提案され、今場所からしこ名を変えた。「女将(おかみ)さんとも話して、蛇が好きなので白蛇で読み方を変えて『はくだ』。脱皮の意味も込めました」と明かした。

 群馬・高崎市出身。幼少期、県内にあるテーマパーク「ジャパンスネークセンター」を訪れ、大きなニシキヘビを首に巻いたことが思い出として残り、蛇が好きになったという。今年はへび年でもある。「干支も含めて全部がちょうど良い。今場所で5番勝って、また上に行けるように頑張りたい」。縁起のいい白蛇のしこ名を背負い、飛躍を期す。

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