プロボクシング亀田三兄弟のいとこで、WBC世界フェザー級23位の亀田京之介=TMK=が14日、7月19日に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行うWBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(24)=メキシコ=とのフェザー級10回戦へ向け、「楽しみが一番でかい。きれいに終わらそうかなと。

気持ちでぶっ飛ばします」と意気込んだ。

 京之介は今年2月、メキシコ・ティファナで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)とノンタイトル10回戦で対戦し、7回TKO負け。また、ピカソは当初、5月に米ラスベガスで行われた井上の防衛戦の相手として有力視されていたが、その後、ピカソ側から対戦を辞退したと報じられた。

 しかし、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥=大橋=が、12月27日にサウジアラビア・リヤドでWBC同級1位アラン・ピカソ(24)=メキシコ=の挑戦を受ける計画を6月24日(日本時間25日)、米専門誌「ザ・リング」公式サイトが報じた。京之介は「ピカソに絶対勝つ。それで、ピカソと井上チャンピオンの試合をぶっ壊す。これに勝ったらネリとリベンジして、のちのちには井上チャンピオンとやりたい」と今後の展望を語った。

 さらに、5月に結婚し、6月1日には長男・虎之介くんが生まれた。「めちゃくちゃ力になる。絶対勝たなあかん。負けられない」と父としてかっこいい姿を見せる覚悟だ。

 同興行のメインは、元世界6階級制覇王者で2021年に現役を引退した46歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)が4年ぶりに復帰し、WBC世界ウエルター級タイトルマッチでマリオ・バリオス(米国)に挑戦する。

 戦績は京之介が15勝(9KO)4敗2分け、ピカソが31勝(17KO)1分け。

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