プロボクシング亀田三兄弟の父・亀田史郎氏が14日、関西国際空港で取材に応じ、7月19日に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われるWBC世界フェザー級23位の亀田京之介(26)=TMK=と、WBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(24)=メキシコ=とのフェザー級10回戦に言及した。
TMKジムでトレーナーとしても京之介を見てきた史郎氏は「今回は負ける相手じゃない。
京之介は今年2月、メキシコ・ティファナで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)とノンタイトル10回戦で対戦し、7回TKO負け。悔しい敗戦を喫したが、ピカソとの対戦オファーが届いた。史郎氏は「今回も勝てればめちゃくちゃ大きい。勝たんと次につながらん。かませになったらあかん。勝ったらステップアップできる。現地は見てるプロモーターおるから。今回のもネリ戦を見て、声かかってる。
同興行のメインは、元世界6階級制覇王者で2021年に現役を引退した46歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)が4年ぶりに復帰し、WBC世界ウエルター級タイトルマッチでマリオ・バリオス(米国)に挑戦する。
戦績は京之介が15勝(9KO)4敗2分け、ピカソが31勝(17KO)1分け。