◆大相撲名古屋場所2日目(14日、IGアリーナ)
新入幕の東前頭17枚目・琴栄峰(佐渡ケ嶽)は、同16枚目・嘉陽(中村)を寄り切り、初白星を挙げた。終始、押し続けて圧勝。
兄の琴勝峰は同15枚目で、史上13組目の兄弟幕内。初日の土俵入りでは、同じ東方で、嘉陽をはさみ、並んで上がった。この日は、土俵下から兄が、弟の初勝利を見守り、その後の取組で快勝し、兄弟そろっての白星となった。
土俵上での足が高く上がる四股に、会場から大きな拍手が沸く。「師匠から上でためるように教えられている。拍手をたくさんいただいて、力になっている。今後は思い切り、暴れたい」と意気込んでいた。