琴桜が初日　祖父が横綱同士の対戦で王鵬に勝利
琴桜が寄り切りで王鵬（手前）を下す（カメラ・馬場　秀則） 画像（1枚）

◆大相撲名古屋場所２日目（１４日、愛知・ＩＧアリーナ）

　大関・琴桜（佐渡ケ嶽）は、東前頭２枚目・王鵬（大嶽）を寄り切り、初日を出した。琴桜は前日、東前頭筆頭・安青錦（安治川）の内無双で土俵にはい、落胆からか取材に応じなかったが、この日は、右四つから上手を取り、じっくりと押して勝利した。

　この２場所はいずれも８勝７敗と物足りない内容。昨年の九州場所で優勝を飾り、今年の初場所で横綱昇進を目指しながら、５勝１０敗に終わった“後遺症”から抜け出せないでいる。だがこの日は、ともに祖父が横綱同士の対戦で、大鵬の孫に貫禄勝ちした。

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