日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。

 上場番号318番「キャンプロックの2025」(牡、父イクイノックス)は2億3000万円で落札された。購買者は金子真人HD。

 父は今年の当歳が初年度産駒となる新種牡馬。22年天皇賞・秋から引退レースの23年ジャパンCまで、史上初となるG16連戦6連勝を達成。2年連続のJRA年度代表馬に選ばれ、23年には日本馬として2頭目の「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」年間1位に輝いた。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は205頭に種付けを行った。今年6月には対象初年度で顕彰馬に選出。種牡馬としても大きな活躍が期待されている。

 この日の当歳セッションには当馬を含め24頭が上場予定となっている。

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