日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。
上場番号327番「シュガーハートの2025」(牡、父コントレイル)は2億2000万円で落札された。購買者はY's consignment sales。
父は20年に無敗の3冠を達成した顕彰馬。当馬の半兄もG1・7勝の顕彰馬キタサンブラックと、日本競馬の最高峰ともいえる超良血。金額にも期待の大きさが表れている。
矢作芳人調教師「お母さんが20歳なのですが、とても20歳の子とは思えない素晴らしい馬です。(コントレイル)と似ているところはありますし、非常に賢い、頭の良さそうな馬だなという印象を受けています。馬体もいいですよ。似ているかどうかはまだ分からないですが、本当にいい馬だなと。お母さんが20歳だということを考えると、第一印象はすごく驚きました。やはりダービーでしょうね。目標はそこになると思いますので、クラシック戦線に乗せていきたいです」