日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。

 上場番号344番「ミッドナイトビズーの2025」(牡、父イクイノックス)は、5億8000万円で落札された。購入者はネブラスカレーシング。

 母は20年サウジCのほか米G1・5勝を挙げる名牝。血統にたがわぬ高値となった。

 日本の競走馬セールにおける高額落札馬の1位は06年セレクトセール当歳セッションで落札されたティナシー(父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)の6億円、2位は24年セレクトセール1歳セッションのエムズビギン(父キタサンブラック、母デルフィニア2)の5億9000万円。当馬は17年セレクトセール当歳セッションのアドマイヤビルゴ(父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ)に並ぶ史上3位タイの金額となった。

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