日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。
セレクト当歳上場番号381番「サンカルパ2の2025」(牡、父スワーヴリチャード)は、2億9000万円で落札された。購買者は(株)NICKS。
母サンカルパ2はアルゼンチンのG1を勝利している。
(株)NICKSの竹内啓安アドバイザー「スワーブリチャードの当歳はいい血統がそろっています。ノーザンファームがいい牝馬を配合してくれたので、その恩返しの意を込めました。2億9000万円までいきましたが、それぐらい価値のある馬。もちろん馬もいいし、歩きもいい。馬体の印象は、スワーヴリチャードのいいところも受け継いでいるし、すごく可動域が広くて柔らかい歩きをする。歩きのレベルは今年の当歳の中では一番いいなと思っていました。それがスワーヴリチャードの子供だったし、これはいくところまでいきましょう、と。降りる気はなかったです」