日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。
上場番号407番「シンプリーグロリアスの2025」(牡、父キタサンブラック)は、ここまでで2番目の高額となる5億円で落札された。購買者は坂口直大氏。
母は現役時に目立った実績こそないが、その兄姉は合わせて欧州G1を10勝している名牝系。
ここまでキタサンブラック産駒は8頭が上場され6頭が1億円超え。11頭中10頭が“億超え”だった1歳馬セッションに続き、当歳でも高騰している。
斎藤誠調教師「3回ぐらい下見をしましたが、いい成長をしていますし、形もきれいで、オーナーに進言させていただきました。非常にいい馬だと思います。バランスとか、とにかくきれいな形で、歩きもとてもきれい。上品で品格があるので、ちょっとお高いですけれども(笑)、いい馬だと思います。キタサンブラックですし、王道の芝の中長距離で活躍してくれたらいいなと思います」