◆バドミントン ▽ジャパン・オープン 第1日(15日、東京体育館)

 各種目の1回戦が行われ、パリ五輪男子シングルス代表で世界ランク12位の西本拳太(ジェイテクト)が、同4位のヨナタン・クリスティ(インドネシア)に21―13、21―12とストレート勝ちで2回戦進出を決めた。「今日はできすぎ。

ほとんど相手のミスに助けられたが、自分自身の球が良かった。ストレートで勝てて良かった」と振り返った。

 要所で鋭いスマッシュを決めるなど、トップランカーを翻弄(ほんろう)した。第1ゲーム(G)は10―9から9連続、第2Gでも中盤に5連続得点を奪い、相手を突き放した。「ここは大事だというところで全て点数が入ってきた」と笑みを浮かべた。「(相手のミスを)誘えていた部分もある。それをひっくるめて今日は自分の日だった」と納得の表情を見せた。

 この日の試合は平日の昼間だったこともあり、観客席は空席も目立った。「今日はお客さんも本気を出していないので、より声援を上げたくなる試合や、見に行こうと思える試合ができれば」と自身のプレーで会場を盛り上げたいと話した。

 ジャパン・オープンは22年大会で優勝。3年ぶりの大会制覇へ好スタートを切った。「優勝しか目指していない。

一日、一日いいプレーをしていきたい」と頂点へ向け意気込んだ。17日の2回戦はチー・ユージェン(台湾)と対戦する。

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