日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。

 上場番号458番の「コンヴィクション2の2025」(牝、父イクイノックス)は1億5000万円で落札された。母はアルゼンチンでG1を勝っている。コントレイルを父に持つ現2歳の半兄サガルマータは一昨年の当歳セールで5億2000万円、昨日の1歳セッションではキタサンブラックを兄に持つ兄が3億円で落札されており、3きょうだいで「億超え」ホースとなった。

 購買者は藤田晋さん。この日6頭目の購入で、すべて「億超え」となった。合計購入金額は10億2000万円。前日の1歳セッションでは合計11億8000万を購入しており、2日連続で10億超えの「爆買い」となった。

 藤田晋氏「結構、狙っていた馬で連続で負けたのでね。(イクイノックス産駒は)2頭目で、牡と牝1頭ずつ。(産駒は)やっぱりいいですね。キタサンブラックもいいですけど、さらに良く見えます。イクイノックスの現役時代のイメージは圧倒的。

ああいう馬が出てきたらいいなと思います」

編集部おすすめ