日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。

 獲得賞金歴代1位のウシュバテソーロの全弟で上場番号409番の「ミルフィアタッチの2025」(牡、父オルフェーヴル)は、8400万円で(同)DMM.comが落札した。

 DMMドリームクラブの椎名竜大代表代行は「全弟で馬も見たけど、ダート向き。ダート界は稼げるので獲得賞金ナンバーワンの弟というところで魅力。福永祐一調教師の推薦があったのも大きいですね。1億手前で獲得できたのも良かった。購入価格の10倍くらい稼いでくれれば(笑)。人気のある血統なので、たくさんの方々に(会員として)参加していただけるとうれしいです。福永先生と大きな夢を見たい」と期待を込めた。

 預託予定の福永祐一調教師は「気難しいところはあるけど、馬体は素晴らしい。お兄さんと同じような舞台で、活躍させたい。サウジやドバイに連れて行きたいですね」と兄同様に世界を舞台にした活躍を期待した。

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