関脇・霧島が王鵬に快勝し３連勝　八角理事長「立ち合いがいいから流れがいい」
霧島が王鵬（右）を寄り切りで下す　（カメラ・馬場　秀則） 画像（1枚）

◆大相撲　▽名古屋場所３日目（１５日、ＩＧアリーナ）

　関脇・霧島（音羽山）が３連勝した。平幕・王鵬（大嶽）と低く頭からぶつかり突き合って引かなかった。

得意の左を差して右をのぞかせると最後は寄り切った。「立ち合いで負けないようにという気持ちがあった」。ここ２年は首や背中のケガとの戦いだが「大丈夫」と状態も良さそうだ。

　八角理事長（元横綱・北勝海）は「霧島は立ち合いが当たれているから余裕がある。以前は首が悪かったからやっと当たれるようになった。立ち合いがいいから流れがいい。この３日間を見ると戻ってきている感じがする」と評価。元大関は「これからですよ」と足元を見つめた。

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