◆第61回小倉記念・G3(7月20日、小倉競馬場・芝2000メートル、ハンデ)追い切り=7月16日、栗東トレセン
ハピ(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)は、坂路で52秒5―12秒2をマーク。力強い脚さばきで、状態は良さそう。
前走の新潟大賞典は10番人気ながら3着に好走した。芝3戦目で初の馬券圏内。「(稍重で)柔らかい馬場だったのも良かった。今回も時計がかかってほしい」と同助手は開催最終週の馬場に期待した。
半弟のアウトレンジも平安Sを勝ち、帝王賞で2着と活躍している。「弟が先に重賞を勝ったぞ、とハピに言ったんですけどね」。ハピ自身も重賞で再三、好勝負をしてきた実力馬。勝って兄の強さを示したい。