◆バドミントン ▽ジャパン・オープン 第2日(16日、東京体育館)
昨年の全日本総合選手権女子シングルス覇者の18歳・宮崎友花(ACT SAIKYO)が21―15、21―18でスコットランド選手を下し、2回戦進出を決めた。「焦る場面もしっかり我慢できて良かった」と初々しく試合を振り返った。
第1ゲームは終始、宮崎のペースで先取。第2ゲームは序盤にリードを奪いながら、一時は11―13と逆転を許した。それでも長い手足を生かしたスマッシュや、相手を左右に揺さぶるプレー、体を張ったレシーブで13―13と追いつくと「よし!」と大きな声がコートに響いた。14点目を奪った際も同様に、気迫のこもったプレーを披露した。「いつもは気持ちが切れてしまったり、ミスが多くなってしまうことを課題としていた。ミスを気にしすぎるとプレーも崩れてしまう。今日はリードされてしまったところでも我慢できた」とうなずいた。
初出場だった昨年は1回戦敗退。「1回戦を勝ち上がれたことはうれしい」と笑みを浮かべた。今大会の目標は優勝。「ファンの方々の応援も聞こえるので、応えられるように頑張りたい」と17日の2回戦へ力強く意気込んだ。