◆大相撲名古屋場所4日目(16日・IGアリーナ)
東前頭筆頭・安青錦(安治川)は、関脇・若隆景(荒汐)を押し出し、3勝目を挙げた。憧れの若隆景に対し、低い姿勢からの突っ張りで圧倒し、2度目の対戦で初白星となった。
前日は、横綱・豊昇龍(立浪)に低い姿勢を崩さず渡し込みで勝利。初土俵から12場所目での金星は、年6場所制となった1958年以降では、史上最速の記録。初日には大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を破っており、快進撃が続く。だが「一日一日しっかりやっていきたい」」と謙虚な言葉を返す。勢いは止まりそうにない。