大井競馬場で7月16日、JRA所属騎手のトークイベントが行われた。

 毎年、サンタアニタトロフィー・S3の当日に行われる、恒例のイベントで、今年も武豊騎手=栗東・フリー=が出演。

さらに、元大井所属の戸崎圭太騎手=美浦・田島俊明厩舎=、内田博幸騎手=・美浦・フリー=との3人で、競馬トークに花を咲かせた。

 それぞれが、パネルからトークテーマを選ぶ形で行われ、トップバッターは武豊騎手。“2025年上半期個人的NO1ニュース”をチョイス。

 メイショウタバルで制した宝塚記念制覇を上げ、「子供の頃から遊んでくれていた石橋守さんの厩舎馬で勝てたのがうれしい」と満面の笑み。今は夏休み中の愛馬の始動戦は「天皇賞・秋(11月2日、東京)になるようです」と秋の復帰戦を待ちわびた。

 戸崎騎手もこの質問に、「ダノンデサイルでのドバイ・シーマクラシック」が一番のニュースと話すと、レース直後の馬上インタビューで答えた「ベリーベリーホース」について触れ、「僕の英語力が世に分かってもらえたと思う」。これに武豊騎手が「勝ってくれて、ベリーベリーうれしい」とジョークを飛ばし。集まったファンを沸かせた。

 内田騎手は“お互いの騎乗馬で一番乗りたかった馬”のテーマを選び、開口一番に「ディープインパクト」を挙げ「同じレースで乗ったが、抜いていく時の風なりがバリバリバリという信じられない音だった」と振り返った。

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