◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本―ドイツ(16日、千葉ポートアリーナ)

 1次リーグ(L)の最終第3週、男子千葉大会が開幕し、世界ランク5位の日本は、同8位のドイツと対戦。今大会からパリ五輪代表6人が合流し、厚みを増している。

 第1セット(S)は、先制点は相手に許したが、すぐに高橋藍(らん、サントリー)がレフトから決めて流れをつくると、今度は2大会連続五輪代表の石川祐希主将(ペルージャ)が、ネット際で押し込んで得点を挙げるとさらに高い打点からスパイクを打ち込み連続得点を挙げるなど、両エースが序盤から存在感を示している。

 その後、相手に4連続得点を挙げられるなど追い上げられてからは一進一退の攻防。後半は徐々に相手に攻められ最大4点差をつけられなど常にリードを許す形で進み結局21―25でセットを奪われた。

 ◆ネーションズリーグ 男子は1990年からのワールドリーグに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、2組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。開催国と上位7チームが決勝大会(30日~8月3日、中国・寧波)に進む。昨年大会で日本は男女ともに銀メダルを獲得している。

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